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<Let's create a game!> Introduction of programming for absolute beginners English

簡略記法
簡略記法

簡略記法

コードを簡略化して書く記法のこと。
省略記法ともいう。


同じコードを短縮して書ける。

英語で言えば「I am」を「I'm」と書く感じ。
 

簡略記法一覧
 
簡略記法 当セッション
での使用
内容
インクリメント・デクリメント演算子   変数への1づつの加減算を簡略化できる。演算子の前後の記載によって加減算のタイミングが変わる。

例:i = i + 1 → i++
複合代入演算子   変数自身に計算結果を代入する場合、簡略化できる。

例:a = a + 1 → a += 1
boolean型変数の簡略記法   制御文の条件式にboolean型変数の判定を書く場合、簡略化できる。

例:
[trueの場合]
if(loopFlg == true)  → if(loopFlg)

[falseの場合]
if(loopFlg == false) → if(!loopFlg)
制御文の実行内容が
1ステートメントの場合の
括弧の省略
非推奨 if、for、whileの制御文で実行内容が1ステートメント(1命令)しかない場合、ブロックの括弧を省略できる。

例:if(a < 10) System.out.println("a");
3項演算子(条件演算子) 非推奨 if文を簡略化して書くことができる。

書式:
条件式? true時の値 : false時の値;

例:
b = a < 10 ? 111 : 999;

この表はコードの書き方を短縮するものを集めたものです。
簡略記法の分類としては正確ではない可能性があります。

  インクリメント・デクリメント演算子

別項目になっています。こちらからご覧下さい。

  複合代入演算子

複合代入演算子

変数自身に値を加算する場合に使える簡略記法のこと。


例えば、int型のエネルギー変数があったとして、
それに10加算する場合は今まではこう書いてきた。

energy = energy + 10;

それを簡略記法を使えばもっと簡単に書ける。

energy += 10;

結果はもちろん同じ。
加算元と先が同じ名前を省略できる。
energy = energy + 10;
 

複合代入演算子の書式
 
a += 99;
= (イコール)の前に算術演算子を書く
 
変数自身に値を加算する場合、
数値型変数への値の加減乗除を簡略化して記述できる。
加算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 + 値 変数 += 値
a = a + 99; a += 99;
 
減算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 - 値 変数 -= 値
a = a - 99; a -= 99;
 
乗算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 * 値 変数 *= 値
a = a * 99; a *= 99;
 
除算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 / 値 変数 /= 値
a = a / 99; a /= 99;
 



複合代入演算子の書式(変数同士)
 
a += b;
= (イコール)の前に算術演算子を書く
 
変数同士の計算にも使える。
  通常 簡略記法
書式 変数a = 変数a + 変数b 変数a += 変数b
a = a + b; a += b;
 
複合代入演算子は
変数と変数の計算にも使える。
 



複合代入演算子での改変例
while文の例(KotoTest11のKNMain.java)31行目~
 
 
改変前
・・・      
031                      //回復処理  
032                      yuushaLifePoint = yuushaLifePoint + KAIFUKU_POINT;  
・・・      
 
改変後
・・・      
031                      //回復処理  
032                      yuushaLifePoint += KAIFUKU_POINT;  
・・・      
 


この簡略記法は、一般的に使われる。

通常の書式よりも、簡略記法の方が使われる。
一般的に使うのは、加減算。

セッションでも今後はこちらを使うので必ず覚えること。

  boolean型変数の簡略記法


boolean型変数の簡略記法
 
boolean型変数を条件式で使う場合、簡略化できる
条件が 「trueなら」 の場合
  通常 簡略記法
書式 (boolean型変数 == true) (boolean型変数)
if(loopFlg == true){・・・ if(loopFlg){・・・
 
条件が 「falseなら」 の場合
  通常 簡略記法
書式 (boolean型変数 == false) (!boolean型変数)
if(loopFlg == false){・・・ if(!loopFlg){・・・
 
 
boolean型変数の簡略記法

「==」で判定しないでも変数を書くだけで同じ意味になる。
これは、if文やwhile文の条件式に使える。

falseの場合はを!演算子前に付けて逆の意味にする。

セッションでも今後はこれを使うので必ず覚えること。
 



boolean型変数の簡略記法での改変例
while文の例(KotoTest11のKNMain.java)30行目~
 
 
改変前
・・・      
030             while(loopFlg == true){  
・・・      
 
改変後
・・・      
030             while(loopFlg){  
・・・      
 

  セッションでは使わない簡略記法

参考:セッションでは使わない簡略記法

可読性などの面から、セッションでは使用しない。

でも、業務とかでは使われる事があるため
使うのは、ある程度できるようになってから
自分で考えて下さい。

簡略記法一覧
 
簡略記法 当セッション
での使用
内容
インクリメント・デクリメント演算子   変数への1づつの加減算を簡略化できる。演算子の前後の記載によって加減算のタイミングが変わる。

例:i = i + 1 → i++
複合代入演算子   変数自身に計算結果を代入する場合、簡略化できる。

例:a = a + 1 → a += 1
boolean型変数の簡略記法   制御文の条件式にboolean型変数の判定を書く場合、簡略化できる。

例:
[trueの場合]
if(loopFlg == true)  → if(loopFlg)

[falseの場合]
if(loopFlg == false) → if(!loopFlg)
制御文の実行内容が
1ステートメントの場合の
括弧の省略
非推奨 if、for、whileの制御文で実行内容が1ステートメント(1命令)しかない場合、ブロックの括弧を省略できる。

例:if(a < 10) System.out.println("a");
3項演算子(条件演算子) 非推奨 if文を簡略化して書くことができる。

書式:
条件式? true時の値 : false時の値;

例:
b = a < 10 ? 111 : 999;

この表はコードの書き方を短縮するものを集めたものです。
簡略記法の分類としては正確ではない可能性があります。

  制御文の実行内容が1ステートメントの場合の括弧の省略

制御文のブロックの省略

制御文で、
実行内容が1つだけの場合は
{}括弧を省略できる。
 

制御文の実行内容が1ステートメントの場合の括弧の省略
(if、for、while)
 
・・・      
    int num = 999;//trueでif文を実行させる  
       
    if(num == 999) System.out.println("number:" + num);  
・・・      
 
実行内容が1ステートメント(1命令)しかない場合、
ブロックの括弧を省略できる。
 
実行結果(出力ウィンドウ)
実行結果(出力ウィンドウ)


この書き方は、
書き方によっては実行する処理が分かりづらくなる。
 

制御文の実行内容が1ステートメントの場合の括弧の省略
(if、for、while) 改変
 
・・・      
    int num = 0;//falseに変更して if文を実行しない  
       
  if(num == 999)
         System.out.println("number:" + num);
         System.out.println("これはif文とは関係ありません。");  
・・・      
下のprintln()はif文とは関係ないのでfalseでも実行される。

if文の処理と見間違えた場合、
意図していない動作をする可能性があるので注意。
 
実行結果(出力ウィンドウ)
実行結果(出力ウィンドウ)

  3項演算子(条件演算子)

3項演算子

if文を簡略化できる記法。
記号だけで書く。

条件演算子とも呼ばれる。

3項演算子の書式
 
if文を簡略化して書くことができる
結果 条件式 true時の値 false時の値
ans = num < 10 ? 111 : 999 ;
コロン
条件式 trueの時は true時の値 を、
    falseの時は false時の値 を結果に返す
 

3項演算子の使用例
 
・・・      
     int num = 0;//number  
     int ans = 0;//answer  
   
    //------------------  
    //numがtrueの場合  
    //------------------  
num = 5;//trueにするために10未満の5で初期化
       
    //3項演算子で判定(trueなので111が返る)  
    ans = num < 10 ? 111 : 999;  
       
    System.out.println("trueの場合の答え:" + ans);  
       
    //------------------  
    //numがfalseの場合  
    //------------------  
    num = 99;//falseにするために10以上に変更  
       
    //3項演算子で判定(上と同じ内容。falseなので999が返る)  
    ans = num < 10 ? 111 : 999;  
       
     System.out.println("falseの場合の答え:" + ans);  
・・・      
 
 
実行結果(出力ウィンドウ)
実行結果(出力ウィンドウ)
 

 
このページはセッションで使用したプログラミング用語やIT用語の要約です。復習に利用して下さい。

漫画形式の本編はこちら<ゲームを作ろう!>超初心者のためのプログラミング入門
 

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