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インクリメント演算子・デクリメント演算子
インクリメント演算子・デクリメント演算子


演算子一覧(抜粋)
 
演算子 種類 書式 内容
++ インクリメント ++A
A++
数値型Aに1を加算する。++Aの場合、代入前に加算。A++の場合、代入後に加算。
例1:a = ++b; 例2:for(int i = 0;i < 10;i++)
-- デクリメント --A
A--
数値型Aに1を減算する。--Aの場合、代入前に減算。A--の場合、代入後に減算。
例1:a = --b;
 

  インクリメント演算子

インクリメント演算子

簡単に変数の値に1 加算できる演算子。

使う記号は「++」(プラスを2つ)。
変数の前または後ろに「++」記号を付けて使う。

変数++ または ++変数
これで、変数 = 変数 + 1と同じ意味になる。

使う対象は数値型の変数。

インクリメントは日本語の「増加」の意味。
 

インクリメント演算子の書式
 
a++;
前、または後ろに「++」(プラスプラス)を付ける
 
数値型変数への1加算を簡略化して記述できる
  通常 インクリメント演算子
書式 変数 = 変数 + 1 変数++ または ++変数
a = a + 1; a++;
 

  デクリメント演算子

 
デクリメント演算子

逆に変数の値を 1 減算する演算子。

使う記号は、「--」(マイナス2つ)。

使い方はインクリメント演算子と同じ。
 

デクリメント演算子の書式
 
a--;
前、または後ろに「--」(マイナスマイナス)を付ける
 
数値型変数への1減算を簡略化して記述できる
  通常 デクリメント演算子
書式 変数 = 変数 - 1 変数-- または --変数
a = a - 1; a--;
 

  インクリメント演算子(デクリメント演算子)の使い方

インクリメント演算子とデクリメント演算子の違いは
「1足す」か、「1引く」かだけ。

以降はインクリメント演算子で説明する。

デクリメント演算子は「加算」を「減算」に読み替えること。
 



インクリメント演算子の加算の例
 
・・・      
    int num = 0;//number  
       
  System.out.println("numの初期値:" + num);
       
    num++;//1回目の加算  
    System.out.println("1回目の加算:" + num);  
       
    num++;//2回目の加算  
    System.out.println("2回目の加算:" + num);  
       
    num++;//3回目の加算  
    System.out.println("3回目の加算:" + num);  
・・・      
=(イコール)で変数に代入しないでも1加算される
 
実行結果(出力ウィンドウ)
実行結果(出力ウィンドウ)


注意点

インクリメント演算子付きの変数を
別の変数へ代入する時


インクリメント演算子が
変数の前に付いている(前置)か
変数の後に付いている(後置)かで、
加算と代入の順番が変わる


++変数だと
先に加算してから代入。

変数++だと
代入してから後で加算。

結果が変わる。

 

インクリメント演算子 前置にした場合
 
 
実行例
・・・      
     int num = 0;//number  
     int ans = 0;//answer  
   
     ans = ++num;//前置> インクリメントしてから代入する  
       
     System.out.println("number:" + num);  
     System.out.println("answer:" + ans);  
・・・      
実行結果(出力ウィンドウ)
 
変数 ans の値は 1 になる。
前置の場合、先に自分に加算。その値を変数に代入する。

以下の計算処理と同じ
    num ans
1、自分に加算する num = num + 1; 1 0
2、代入する ans = num; 1 1
加算後の値が代入される。
 
 

インクリメント演算子 後置にした場合
 
 
実行例
・・・      
     int num = 0;//number  
     int ans = 0;//answer  
   
     ans = num++;//後置> 代入してからインクリメントする  
       
     System.out.println("number:" + num);  
     System.out.println("answer:" + ans);  
・・・      
実行結果(出力ウィンドウ)
実行結果(出力ウィンドウ)
 
変数 ans の値は 0 になる。
後置の場合、先に値を代入。その後に自分に加算する。

以下の計算処理と同じ
    num ans
1、代入する ans = num; 0 0
2、自分に加算する num = num + 1; 1 0
加算前の値が代入される。
 


例えばfor文の場合、
前置と後置でカウンターの加算のタイミングが変わる。

後置だとループが終わった後にカウンターが増加する。
for文の増減値(インクリメント演算子が後置の場合)


逆に前置で使えば、
ループ前にカウントを増加
させることもできる。
for文の増減値(インクリメント演算子が前置の場合)



for文のカウンターの増減タイミング まとめ
 
カウンターを増加させるタイミングを、
ループ開始前、ループ終了後か変更できる。

カウンター変数へ演算子を書く位置によって増減タイミングが変わる。
書式 加算タイミング
++変数 ループ開始前に加算
変数++ ループ終了後に加算
 
 
だが、for文で使うのは
当面は後置だけにすること。


ほとんどの処理はそれで間に合い
やり方も統一できて理解しやすい。
 

 
 
このページはセッションで使用したプログラミング用語やIT用語の要約です。復習に利用して下さい。

漫画形式の本編はこちら <ゲームを作ろう!>超初心者のためのプログラミング入門
 

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