その2 プログラミングを始める前に - ＜ゲームを作ろう！＞超初心者のためのプログラミング入門

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<Let's create a game!> Introduction of programming for absolute beginners

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SESSION 5　その2

プログラミングを始める前に

やった！準備完了！

これでプログラムの勉強
始められるね！

どんまい、
どんまいっ！

Javadocは
もっかい
ダウンロードして
セットしたよ。

本当に
大丈夫かあ？

ああ、そうだな・・・。

最初に
今後のセッションの方針
を話しておこう。

先に断っておくが、これから勉強することは、
「プログラミングの基礎の基礎」。
ほとんどの言語に共通する内容だ。

Java言語に限らず、概念は他の言語にも
流用できる。特にC、C++系の言語な。

できる限り「使える知識」を考えたいと思う。
ゲームに限らずいろいろ使えた方が
役に立つからな。
セッションの内容は、ソフトウェア開発全般を
対象にしていると思ってくれ。

Javaの基本的な機能や開発環境の基本的な
機能以外は、あまり使わないよ。
基本を押さえてね。

逆に言えば
Javaとかの
バージョンは
あんま気にしなくて
いいってことだ。

基本的な事は
どのバージョンでも
同じにできるからな。

はいっ

それから、
分らない事はネットで検索する
癖をつけてくれ。

今は勉強するにはいい時代に
なったよな。
ちょっと前までは大量に本を
買い込んで調べなきゃいけなかった
ことが、ネット上にドンドン情報が
追加されていく。
これを利用しない手はない。

疑問があったらまず「検索」！
なんでもかんでも「教えてくん」に
ならないようにな。

はーい。

忘れてもいいように
メモも取るようにするね。

プログラム作成の流れ（開発工程）

開発環境も整ったことだし、
まず、プログラム作成の流れを
見てみよう。

今はざっと見て感じをつかんでくれ。

はいっ。

へえ、そーなんだ。
こういうふうに作るんだ。

今はこんぐらいの区分けでいいだろう。
これから勉強するのは開発の部分だ。

コードを書くこととテスト・デバッグを繰り返して
プログラムを完成させていくんだ。

この設計・開発のプログラムを作る流れを
開発工程というんだが
効率よく開発するためにいろいろ研究されている。

ここでは書かないが
開発工程、開発手法、開発モデル・・・
様々な方法、種類があって勉強しだしたら切りがない。
たくさん本も出てるし、それだけ奥が深いってことだな。

興味が湧いたら、追々勉強してみてくれ。

上流工程と下流工程・・・

プロトタイピング、
アジャイル・・・

たくさんありすぎて
俺もよー分らん。

ふふっ、
なぽちゃんも、
分んないんだ。

Javaプログラミングに共通の決まりごと

これからプログラミングを
始めるにあたって
共通の決まりごとを言っておこう。

決まり事？

プログラムを書くことを
コーディングって言うんだけど・・・

コーディングには守らなきゃ
いけない決まりがいろいろ
あるんだよ。

そっか。

日本語とかと同じで
プログラムにも
文章の書き方が
あるんだね。

まずは、文字の書き方だ。

Javaでは
全角文字と半角文字、大文字と小文字は
別の文字として認識される。

プログラミングでは、連続した文字、
つまり、単語や文を文字列っていうんだが、

file　と　ｆｉｌｅ　（半角と全角）は別の文字列
として認識される。

file　と　File　（先頭が大文字）も別のものだ。

違うとうまく動かないから気をつけること。
ファイル名にも気をつけろよ。

半角全角
文字は
分かるよな・・・

もちろんっ

ああ、よかった。
さすがにこれは
大丈夫か。

それから、
Javaのコーディングに主に使うのは
半角の英数記号だ。

日本語で表示する部分
（表示メッセージなど）以外は
基本的に半角英数文字を使うこと。

空白を入れたい場合は
半角スペースかTab文字を使うこと。

はい。
半角文字ね。

	Javaのコーディングの決まり

・	全角文字と半角文字、大文字と小文字は別の文字として認識される。
・	主に使うのは半角の英数記号