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<Let's create a game!> Introduction of programming for absolute beginners English

switch文(すいっちぶん)
switch文(すいっちぶん)
  switch文の概要

switch文(すいっちぶん)

条件式によって分岐する選択型の制御文。

一つのswitch文の中に複数の分岐(ケース)を書いて、
実行する処理を選ぶ
ことができる。

switchは日本語で言うと「~に切り替える」という意味。
 
switch文の処理の流れ


条件式の値と、一致したcaseを実行する。
「何番のケースを実行」という感じになる。

caseは日本語でいうと「~の場合」の意味。



switch文で使う命令


switch 実行するケースを指定する
case 処理を開始する(~の場合)
break 処理を打ち切る
default 全て一致しなかった場合実行する

必要に応じて組み合わせて使う
 
switch文は、4つの命令文を組み合わせて作る。
 


 
switch文の構成(switch,条件式case,break,default)

  switch,case,break

switch文の構成(switch)条件式
 
switch(すいっち)はswitch文必須の命令。

switchの()括弧にケース指定のための条件式を書く。

switchのブロック中に、
必要な分だけケース(分岐)を書いていく


この条件式の値と、ケースの値一致するものが実行される。
 


switch文の構成(switch)case指定用の変数
 
switchの条件式には、
ケース指定用の変数を一つ書く。


使える変数型は、
・整数型の変数
・文字型(char型)
・文字列型(String型)
(String型が使えるのはJava7から)

小数とかは使えない。

今は整数型だけで考えます。
 


switch文の構成(case)
 
次に、switchブロックの中にケース(分岐)を作る。

case文(けーすぶん)break文(ぶれーくぶん)
という命令をセットで使う。

まず、caseで「値」を付ける。
これはケースの「名前」みたいなもの。

そして、caseとbreakの間に実行する処理を書く
 


switch文の構成(case)名前や番号の指定
 
 
ケースの書き方
1、 ケースの開始にcaseを書く。
  caseにスペースを空けて、「番号」や「名前」になるを書く。

・値は、整数 もしくは文字、文字列を書くこと。
・必ず他のケースとは重ならない値にする。
・終わりに「:」(コロン)を書くのを忘れないように注意。
 


switch文の構成(case)breakはcaseの終わり
 
次に
2、 ケースの終わりにbreakを書く。
  break文(ぶれーくぶん)は処理を打ち切る命令。
そこで処理を終えてswitch文を終了する。

終わりに「;」(セミコロン)を書いこと。
 


switch文の構成(case)caseとbreakの間に処理を書く
 
そして
3 caseとbreak間に実行する処理を書く。

caseはブロックの開始、breakはブロックの終わり。


ケースの数に制限はない。必要な分だけ繰り返し作る。
 



ケースを作る場合の注意点
    caseの値は1から順番に付ける必要はない    
  int num = 1;

switch(num){
    case
999:
         System.out.println("いきなり999でも、ご自由にどうぞ。");

    break;
}

   
         
    caseの値は、飛び飛びの値でもマイナス値でもOK。順番も関係ない。    
  int num = 1;

switch(num){
    case
1:
         System.out.println("とりあえず1から");

    break;

    case
100:
         System.out.println("1からいきなり100に飛んでも大丈夫");

    break;

    case
-8:
         System.out.println("マイナスでも大丈夫");

    break;
}
   
         
    caseの値は、小数は使えない    
  double num = 0;

switch
(num){

    case
1.5:
        System.out.println("小数は使えません");
    break;

}
   
         
    caseの値は、switchの変数の型の範囲内で書くこと    
  byte num = 10;//byte型で宣言して初期化

switch
(num){
    case
9999999:
         System.out.println("byte型の範囲を超えてるので不可");

    break;
}
   
 


ここで使ったbreak文は
switch文だけじゃなく他の制御文でも使う。


処理を打ち切る時使う。

  default

default文(でふぉるとぶん)は、
全てのcaseに一致しなかった
場合に必ず実行
される。

・ケースの最後に一個だけ書ける。
・必要がなければ書かなくてもいい。
 
 
switch文の構成(default)

  switch文の処理の流れ

switch文の処理の流れ

条件式と一致したケースが実行される。

たくさんケースを書けても一個しか実行できない。
 
switch文の処理の流れ

  switch文の変数の有効範囲

switch文の変数の有効範囲

caseとbreakの間で宣言した変数はその中でだけ有効。
外からは使えない。


switchのブロック内にはケース以外のコードは書けない。
もちろん、変数の宣言もだめ。注意すること。
 
switch文の変数の有効範囲


switch文の処理の流れ(case 1の場合)


switch文の処理の流れ(default)
 
  switch文のまとめ


switch文のまとめ(処理)
switch文の処理の内容
条件によって処理を分岐処理できる(選択)
条件式の値とcaseの値が一致したケースが実行される
実行できるのは条件が一致したケース一つだけ
書く順番(条件判定の順番)は結果には関係ない
 
 

switch文のまとめ(命令)
switch
「~切り替える」実行する命令
選択用の変数を書く
switch文必須の命令
case
「~の場合」実行する命令
switchブロックの中に書く
breakとペアで使う
実行内容を書く
値が必要
何個でも書ける
最低1つ必要
break
「~を打ち切る」実行する命令
switchブロックの中に書く
caseとペアで使う
何個でも書ける
最低1つ必要
default
「一致なしなら」実行する命令
switchブロックの中に書く
caseの変わりに書く
breakとペアで使う
必ず最後に書く
必要なければ書かなくてもいい
 

 
このページはセッションで使用したプログラミング用語やIT用語の要約です。復習に利用して下さい。

漫画形式の本編はこちら <ゲームを作ろう!>超初心者のためのプログラミング入門
 

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