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<Let's create a game!> Introduction of programming for absolute beginners English

for文(ふぉーぶん)
for文(ふぉーぶん)
  for文の概要

for文

「反復」、つまり、処理の繰り返しをする制御文。


指定した回数分、ブロック内の処理を実行する。
 
 for文の処理の流れの概要



for文で使う命令


for 実行する条件(実行回数)を指定する
break 処理を打ち切る
continue 命令以降の処理をキャンセルして
ループを続行する
   
for-each
(拡張for文)
配列やコレクションを操作するのに
便利なfor文拡張

必要に応じて組み合わせて使う
 
for文は、for単独でも使えるが、実際には
break、continueの、2つの命令文を組み合わせて使う。


もちろん、if文など他の制御文とも合わせて使える。
 

  for

forはfor文必須の命令。

ここにループし続けるための
条件式と実行する処理を書く。

forは日本語にすると
「~の間」の意味だよ。


for文の構成(条件式:カウンター変数、実行回数の指定、増減値) 
 
for文の書き方

forに続けて()括弧、{}括弧を書く。

「( )」条件式を書いて
「{ }」のブロックの中にtrueの時に実行する処理を書く。
 


for文の構成(詳細説明) 
 
条件式には
・カウンター変数の宣言・初期値
・実行する回数(条件)
・カウンターの一回の増減値


を書く必要がある。

以下、条件式の書き方を順番に見ていく。
 


for文の構成(条件式:カウンター変数)
 
まず、「カウンター変数の宣言と初期化」をする。

処理を繰り返すには、
「今、何回実行したか」
のカウントを保持する変数が必要。

そのために、カウンター用の一時変数「i」を宣言して、「0」で初期化した。

この初期値がそのまま、カウンターの開始カウントになる。
通常はint型変数で宣言して、0で初期化する。

(これ以降はカウンター用の一時変数は、カウンター変数と呼びます。)
 



カウンター変数の宣言と初期化


カウンター変数は、int型、初期値は0
通常int型で、初期値は0から始める。

初期値がそのままカウンターの開始カウントになる。
この場合、0からの開始になる。

必要に応じて開始カウントを変更できるが、
当面は0にすること。
 
カウンター変数名は通常1文字
一時的に使われる変数のため、通常は1文字。

特に決まりはないが、以下のアルファベットがよく使われる。
a,i,f,j,kなど
m,n,x,y
など(2次元配列の場合)
 
文末はセミコロン
宣言・初期化の終わりには「;」(セミコロン)を書く。
 


for文の構成(条件式:実行回数の指定)
 
次に、処理の「実行回数の指定」をする。

この条件がtrueの間、処理は実行され続ける。

今回の場合なら、
「カウンター i が10未満」の間、実行される

条件は、比較演算子を使って
「以上」「以下」「未満」「超」のような判定ができる。
 


条件には、当面は「未満」だけを使うこと。

「カウンタ変数 < 実行回数」を公式のようにする。

ほとんどの処理はこれで間に合う。
慣れるまでは、混乱して余計なエラーを引き起こすため。
実行回数だけ変えるようにすること。
 



実行回数の指定

条件は、比較演算子を使って書ける
「以上」「以下」「未満」「超」などを使って書ける。

当面は「 < (未満)」だけを使うこと。
「カウンタ変数 < 実行回数」
 
文末はセミコロン
宣言・初期化の終わりには「;」(セミコロン)を書く。
 


for文の構成(条件式:増減値)
 
最後に、カウンターの「増減値」を指定する。

ループ一回につき、カウントをいくつ上げるか決める。
通常は1づつ上げる。

例の「i++」は、「i = i + 1」をインクリメント演算子で簡略化したもの。
この場合、iのカウントが1づつ増える。

このままでほとんどの処理は大丈夫なので、当面はこのまま丸暗記で使うこと。
 



カウンターの増減値


増減値は通常「カウンター変数++」
増減値は通常、インクリメント演算子を使って
「カウンター変数++」で1づつ増やす。

ほとんどの処理はこれで間に合うので、
当面はこれだけ使うこと。

実際は、「i = i + 99」などのように自由に書くことも可能。
この場合、カウントが99づつ増加する。

加算だけでなく、減算などの計算も可能。
デクリメント演算子を使って「i--」のようにすれば、
カウントが1づつ減少する。
 
セミコロンは不要
文末のセミコロンは不要。

書くとエラーになる。
 


あとはブロックに実行したい処理を書いて実行する。

回数まで勝手にカウントして、ぐるぐる回る。
 

  for文の処理の流れ

for文の処理の流れ 
 
for文の実行の流れ

条件式に従ってブロックの処理を繰り返す。

カウントが上がるのが、
処理の終わった後だということに注意。
 


0からのカウントの注意点(for文の条件式)

  for文の変数の有効範囲

for文の変数の有効範囲
 
forの変数の有効範囲

基本的には、変数の有効範囲と同じ。

ブロック内で宣言された変数は
ループ毎に消えて初期化されるので注意。


値を消したくない変数は
ブロック外のforより上に書いておくこと。
 


カウンター変数の有効範囲も注意。

カウンター用の変数はブロック内でだけ有効。
外からは使えない
 


普通の変数と同様に、カウンター変数は、
ブロックの中で値を書き換えることができる。


自分でカウントを増やしたり減らしたりして、
前のループに戻したり先に進めたりもできる。


でも、間違えるとループがおかしくなるので、
当面は変更しないで読み取り専用
で使うこと。
 


for文の処理の流れ(for)


カウンターの0での初期化

実は、プログラムは0から始める処理が多い
それも一個づつ順番に最大値まで処理することが圧倒的に多い。

その時カウンター変数を使って0から番号順に処理をするのに便利。

i = 0;i < 実行回数;i++
(初期値0で「未満」の条件)

まずこの形を覚えておくこと。

     


for文の命令文


for 実行する条件(実行回数)を指定する
break 処理を打ち切る
continue 命令以降の処理をキャンセルして
ループを続行する
   
for-each
(拡張for文)
配列やコレクションを操作するのに
便利なfor文拡張

必要に応じて組み合わせて使う
 
for文とbreak文とcontinue文を組み合わせて使う

for文はこの2つを合わせて使うことで
いろいろな複雑な処理ができる。

break文やcontinue文はfor文やwhile文にも使える。
使い方や動作を覚えておくこと。
 

  for文のまとめ


for文のまとめ(処理)
for文の処理の内容
指定した回数、処理を繰り返す制御文(反復)
break文を使う事でループを打ち切ることができる
continue文を使う事で中断して特定ループをスキップできる
カウンター変数で連番を利用した処理ができる
カウンター変数で特定のループにだけ処理をできる
 
 

for文のまとめ(命令)
for
指定回数処理を実行する命令
カウンター用の変数の宣言と初期値を決める
ループする回数を条件式で決める
カウンターの1回の増減値を決める
カウンターでループの継続を判定する
for文必須の命令
break
ループを「打ち切る」命令
forブロックの中に書く
自分のいるforブロックのループを終了する
continue
ループをその場で中断して「続ける」命令
forブロックの中に書く
自分のいるforブロックのループを中断して戻る
 
for-each
配列やコレクションを操作するのに便利なfor文拡張
 

 
このページはセッションで使用したプログラミング用語やIT用語の要約です。復習に利用して下さい。

漫画形式の本編はこちら <ゲームを作ろう!>超初心者のためのプログラミング入門
 

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