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SESSION 9 その40
簡略記法 つづき
  複合代入演算子

複合代入演算子
変数自身に値を加算する場合に
使える簡略記法だ。


例えば、int型のエネルギー変数が
あったとして、
それに10加算する場合はこう書くよな。

energy = energy + 10;

それを簡略記法を使えば
もっと簡単に書ける。

energy += 10;

結果はもちろん同じだよ。
変数名を一回だけ
書けばいいんだ。

energy = energy + 10;

加算元と先が同じ名前
だから省略できるんだね。
慣れだよ
慣れ。
なんか
変なのー
 

複合代入演算子の書式
 
a += 99;
= (イコール)の前に算術演算子を書く
 
変数自身に値を加算する場合、
数値型変数への値の加減乗除を簡略化して記述できる。
加算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 + 値 変数 += 値
a = a + 99; a += 99;
 
減算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 - 値 変数 -= 値
a = a - 99; a -= 99;
 
乗算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 * 値 変数 *= 値
a = a * 99; a *= 99;
 
除算
  通常 簡略記法
書式 変数 = 変数 / 値 変数 /= 値
a = a / 99; a /= 99;
 



複合代入演算子の書式(変数同士)
 
a += b;
= (イコール)の前に算術演算子を書く
 
変数同士の計算にも使える。
  通常 簡略記法
書式 変数a = 変数a + 変数b 変数a += 変数b
a = a + b; a += b;
 
変数と変数の
計算にも使えるよ。

もちろん
加減乗除でね。
 
はいっ。


どう?
さっきの、while文の例の
回復処理を書き換えると
こんな感じ。
 

なんか全然
違って見えるね。

  やっぱり
なんか変ー。
 
 

複合代入演算子での改変例
while文の例(KotoTest11のKNMain.java)31行目~
 
 
改変前
・・・      
031                      //回復処理  
032                      yuushaLifePoint = yuushaLifePoint + KAIFUKU_POINT;  
・・・      
 
改変後
・・・      
031                      //回復処理  
032                      yuushaLifePoint += KAIFUKU_POINT;  
・・・      
 


この簡略記法は、
一般的に使われる。


通常の書式よりも、
簡略記法の方が使われるんだよ。

一般的に使うのは、加減算かな。

セッションでも
今後はこっちを使うから
必ず覚えてくれ。
えー、そうなんだー。

こっちが普通に
なるんだ。
今後は
こっちが
普通ね。
はいっ。

なんか変な
感じだけど。

慣れないと。

  boolean型変数の簡略記法


boolean型変数の簡略記法
 
boolean型変数を条件式で使う場合、簡略化できる
条件が 「trueなら」 の場合
  通常 簡略記法
書式 (boolean型変数 == true) (boolean型変数)
if(loopFlg == true){・・・ if(loopFlg){・・・
 
条件が 「falseなら」 の場合
  通常 簡略記法
書式 (boolean型変数 == false) (!boolean型変数)
if(loopFlg == false){・・・ if(!loopFlg){・・・
 
 
慣れてね。  
falseの場合は
ビックリマークを
前に付けるんだ。

!演算子で
逆の意味に
したんだね。
次はboolean型の変数の
簡略記法
だよ。

これは、if文やwhile文の
条件式に使える。

セッションでも今後は
これを使うから必ず
覚えてくれ。
 
うーん・・・

「==」で判定しないでも
変数を書くだけで
同じ意味
になるんだ

書き方は簡単だけど・・・。


さっきの、while文の例の
条件式を書き換えると
こんな感じ。
 
うーん・・・
やっぱり全然
違って見えるねー。
 

boolean型変数の簡略記法での改変例
while文の例(KotoTest11のKNMain.java)30行目~
 
 
改変前
・・・      
030             while(loopFlg == true){  
・・・      
 
改変後
・・・      
030             while(loopFlg){  
・・・      
 


でもさ、なぽちゃん。

条件式には
(loopFlg)って書くより、ちゃんと
(loopFlg == true)って書いた
ほうが意味が分かりやすい
と思うんだけど。


複合代入演算子もそうだけど
簡略記法だとなんか分かり
づらいよ。

いつも読みやすいコードって
言ってるでしょ?
うーん、
言いたい事は分かるけどね。

boolean型の場合も、
一般的に使われるのは
簡略記法の方なんだよね。

業務でもなんでも。

慣れといた方がいいから、
今は何も考えず丸暗記しちゃえ。
そうなんだ。
慣れると
こっちの方が
便利だよ。

     


今後は
簡略記法で
書いていくからね。
以上、セッションで
使う簡略記法を
覚えておいてくれ。
 

はいっ。

  はい。

まずは
丸暗記するね。
 
 

簡略記法一覧
 
簡略記法 当セッション
での使用
内容
インクリメント・デクリメント演算子   変数への1づつの加減算を簡略化できる。演算子の前後の記載によって加減算のタイミングが変わる。

例:i = i + 1 → i++
複合代入演算子   変数自身に計算結果を代入する場合、簡略化できる。

例:a = a + 1 → a += 1
boolean型変数の簡略記法   制御文の条件式にboolean型変数の判定を書く場合、簡略化できる。

例:
[trueの場合]
if(loopFlg == true)  → if(loopFlg)

[falseの場合]
if(loopFlg == false) → if(!loopFlg)
制御文の実行内容が
1ステートメントの場合の
括弧の省略
非推奨 if、for、whileの制御文で実行内容が1ステートメント(1命令)しかない場合、ブロックの括弧を省略できる。

例:if(a < 10) System.out.println("a");
3項演算子(条件演算子) 非推奨 if文を簡略化して書くことができる。

書式:
条件式? true時の値 : false時の値;

例:
b = a < 10 ? 111 : 999;

この表はコードの書き方を短縮するものを集めたものです。
簡略記法の分類としては正確ではない可能性があります。

 
 

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